「False Island 3期」のキャラブログ
反応とか雑談とか 基本的にログ置き場


2010.11.29.Mon
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2010.09.21.Tue
【呟き】43日目 False Island

 

43日目呟き


定期更新型ネットゲーム False Island(3期)

「ねぇ、まりん☆ちゃん」
まりん☆ 「なぁに?」
「このゲームは何?」
まりん☆ 「何と言われても…
リアル参加型ヴァーチャルゲームだとしか言えないんだけど」
「お爺ちゃん
アタシ真面目に聞いてるのよ、誤魔化さないで」
まりん☆ 「誤魔化してないわ」
 
「お爺ちゃん」
まりん☆ 「誤魔化してないってば」
「怒るわよ」
まりん☆ 「誤魔化してない」
「…………」
「ハァ……」
「…お爺ちゃん、アタシがただ言われるままに遊んでいただけだと思ってる?」
「……え?」
「リアル参加型ヴァーチャルゲーム…確かにそうよね
それをお爺ちゃんが作ったんだもの、本当に凄いと思うし、尊敬だってする
だってこんなゲーム他に見た事ないもの」
   
「…そう、見た事ないのよ、こんなゲーム」
「勿論、このゲームが個人制作の上に
試作品っていうくらいだから、表に出てない事くらい分かる
…でもね」
「この情報社会、何の噂も出てこないってのはおかしいのよ」
まりん☆ 「…………」
「ゲームの中に入って遊ぶなんて凄い技術、
噂すら立っていないなんて、そんなの不自然でしょ?」
    「完全な技術じゃなくったって、そういう研究が進んでいるとか、
そのほんの末端の技術が注目されないなんてあり得る?
その技術が別のものに応用されてないなんてあり得る?
例え、完璧な情報規制をしていたとしてもね、
アタシ達みたいな一般の家庭内で、
一般人がプレイしているような状況の時点で、
都市伝説レベルの噂すら出てこないなんてあり得ないのよ」
まりん☆ 「…………」
「…調べたわ…色んな友人にも協力して貰って、国内から海外まで
探し方が甘かった可能性もない訳じゃないけど、
それでも、「何も出てこなかった」という結論にはそれで十分だった」
まりん☆ 「…………」
「別件でね、…ある人から偶然一つのファイルを貰ったの
…ゲームデータのファイルだったわ」
「ゲーム…?」
「定期更新型ネットゲームっていうんですって
ブラウザ上でプレイヤーが設定登録をして、
それをGMがウェブページに反映させて進めていく形式のゲーム」
    「沢山…と言ってもMMOに比べればかなり少ないんだけど…
沢山のプレイヤーが、自分の作ったキャラクターを登録して、
それぞれが思い思いにプレイしていたわ
バトルをしたり、他の参加者達とロールを回したり、お話を連載していたり

ゲームの大筋のストーリーはこう
ある日、不思議な島の遺跡への招待状が送られてくるの」
 
「その遺跡の中にある七つの宝玉を探せば、島で手に入れた財宝は消えない
島に集まった多くの冒険者達が宝玉を求めて遺跡へ潜る」
 
「ねぇ、凄く似ているわよね?このゲームと
…しかも
結果を見て回っていたら、ほんの数人だけれど、
何人かはアタシ達が知っているキャラクターがいたのよ」
「…ちょ…ちょっとやめてよ…そういう言い方…それじゃまるで…」
「まるで、アタシ達まで最初からこのゲームのキャラクターだったみたい?」
「!」
まりん☆ 「……………」
「調べてみたんだけど、何せ情報が少なくてね、
アタシが分かった事と言えば、これらの事と、
あとは「今現在、そんなブラウザゲームはどこにも存在していない」という事だったわ」
「え…」
「もう随分昔のゲームなんですって
とっくにサービス…運営は終了していたのよ
ログデータだってどこにも残っちゃいなかったわ

…本当に偶然だったのよ
色んなチャットでゲーム機にはついて話していたんだけれど、
その内の一回だけ、アタシ、一緒にこの島の事も話してたのよね
そのチャットログが消える直前、
偶然そのゲームのログを持っている人がアタシの会話を見かけた
その人だって当時ゲームに参加してた訳じゃないみたい
たまたまログだけを持っていただけらしいわ
だから詳しい事は、聞いても何も分からなかったの」
まりん☆ 「……………」
「…ねぇ、まりん☆ちゃん…ううん、お爺ちゃん
本当の事を言って
このゲームは本当は何なの?アタシ達は一体何なの?」
まりん☆ 「……晃は、そのゲームの中で自分達を見つけた?」
「ううん、少なくともそれらしいのは見つからなかった
ハーシーちゃんとか、他の知ってるキャラも殆どいなかった

当時はブログでのプレイヤー同士の交流も盛んだったみたいで、
それぞれの結果からブログに繋がっていたみたいなんだけど…
流石に殆どがリンク切れで見れなかったわね

でもいくつか残っていたブログで「前期」「次期」っていう言葉が
何度となく使われていた所から見ると、
…多分あのゲームは、何度かリセットされてきたんじゃないかしら
その度にプレイヤーがキャラクターを変えていたんだとしたら…
アタシが手に入れた1更新分のデータだけじゃ、
何も判断はできないわね」
まりん☆ 「……………」
「もう一度聞くわよ
これは何?本当にゲームなの?

ゲームなら、ログアウトすれば傷が消えるっていうのも、
理屈は分からないけど、そういうものかと納得もできる
でもだったら、どうしてゲーム内で死ぬと、本当に死んでしまうの?」
まりん☆ 「……………」
    「…そうよ、本当にゲーム
少なくとも、今現在、私はモニター越しに二人を見ているし、
二人の代わりにシステム面を私が操作してる
晃が見たゲームデータと私の持っているゲームデータは
全く同じ物ではないみたいだけれど、
でも確かに、使用しているのはそのゲームよ

貴方達は確かに私の孫で、ちゃんとした生身の人間
…そこは信じていいわ」
「でも…」
まりん☆ 「ケガが完治するのは、実際にはケガをしていないから
攻撃を受けると痛みを感じるのは、脳が起きているから

ゲーム内で死ぬと本当に死んでしまうのは、
死んだと思い込む事で、脳が暗示に釣られて死んでしまうから 」
   
「…ちょっと待って、じゃあこれって…」
まりん☆ 「そう、これは”催眠”を媒体としたゲーム
私が作ったのは、脳波を読み取って視覚化し、
更にデータを脳波に変換して、対象の脳に情報を送る装置」
「で、でもログイン…」
まりん☆ 「私も催眠については専門外だから詳しい事は分からないんだけど…
部屋にある魔方陣は、見れば分かるけど、ただの模様よ
あれは自己暗示を促すキーアイテムみたいな物
特別な効力なんかない
催眠術の時に使う、振り子と同じような物よ
ログインすると思い込む事で、自ら催眠状態になる為だけの道具
今も、貴方達の部屋には、
催眠状態になって部屋で横たわっている貴方達がいる」
「待ってよ…でも…だったら…!
催眠なら、やっぱり…死ぬのは…おかしいでしょ…
そんな簡単に脳が…死んじゃう訳…」
まりん☆ 「そうね
死ぬと断定したのは確かに間違いだわ
正確に言うと、何が起きるかわからないの
脳が意識に釣られて死ぬかもしれないし、
もしかしたら死なないかもしれない
何も起こらないかもしれない

でも脳が暗示によって障害を引き起こす話とかも聞くし、
だからケガの時のように「大丈夫」とは言い切れない
…まあ、暗示が強ければ、
何もない所に蚯蚓腫れができたり、そういう話もあるみたいだから、
ケガにしても、本当は完全に何も問題はないとは言えないんだけど

何が起きるか分からない 脳障害を起こすかもしれない
それなら大げさだとしても先に死ぬと言っておいた方がいい
そう考えての発言だったわ」
「何でそんな危険なゲームに孫を使うかな…」
まりん☆ 「ごめんね 
でも一応、対策としてプロテクトは何重にもかけていたのよ」
まりん☆ 「基本このゲームはオート処理なんだけど、
何かあればすぐに対応、もしくはログアウトできるように
同時に私の手動でも動くようになってるのもその一つ

他にも自動演算とかプログラムで色々ね
一定ダメージを受けたら自動的にログアウトするようにもなってるし、
演算を強制的に遅らせて、その間に暗示を掛け直す対策法もあった

何より、このゲームを土台として使ったのもそう
元々このゲームには、基本的にゲームオーバーはなかったから
戦闘で負けても、普通のMMOと同じように遺跡外に飛ばされるだけ
データの関係上、MMOよりは家ゲーと思った方がいいと言ったけど、
もし普通の家ゲーを素材に使っていたら、
それこそ一度戦闘に負けたらそれだけで死んでしまうわ」
まりん☆ 「…………でも…


定期更新型ネットゲームというものを、私も甘く見ていたというか…
言い訳にしかならないけど、その本質に気付けなかった」
「え?」
まりん☆ 「ゲームだから、
全てはルールとシステムと計算式が全てだと思っていたの」
「…違うの?」
まりん☆ 「勿論違わない でも、それだけじゃない

この形式のゲームの恐ろしい所は、他の参加型…MMOとは違って、
『プレイヤーの創作』も大きな力を持つ』という事

基本的に「ロール」は、ルールやシステムという法の元で回されるものだけど、「ロール」というものは、時にそれらの上を行く
特に影響力の強い「ロール」は、他の「ロール」にも影響する」
「!」
「え…何…?言ってる事がよく分かんないんだけど…」
「ゲームシステムでは死なない…
でも、「ロール」で死ねば、それは紛れもない死
周囲がそれを認めれば、それは事実になる」
「?」
「何と言えばいいのかしら…
「はい死んだ」と言われたら死んでしまう…
「そうか、死んだのか」と思われたら本当に死んでしまう…」
「???」
「説明が難しいわ
ともかく…ハーシーちゃんは…少なくとも、アタシ達にとっては、
悪い意味で影響力が強いキャラクター…

死の概念がないゲームの中であっても、
殺されてしまう可能性を持つ危険なキャラクターって事」
まりん☆ 「キャラデータはこっちからも殆ど覗く事はできないの
まさかPTを組んだキャラが、滅多にお目に掛かれないような
悪役系キャラだとは私も思わなかったわ」
「…このシナリオ運びは、ゲーム自体がどうというよりは、
単にPM選択の運というか…確率の問題だったという訳ね」





「…確かに、これでPMが別のキャラだったら、
もっと平和で王道のゲームになってそうだわ」




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つまり今より随分後の未来の話だったというオ…チじゃないな、オチじゃ
まあそれでも、いくらリアル世界から来たとか、現実とゲームとか言っても、
結局は創作世界でしかないのですが

| 16:04 | 日記・呟きログ |

2010.11.29.Mon
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